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長野市善光寺は、日本の歴史において非常に重要な役割を果たしてきた寺院であり、約1400年の歴史を持つ無宗派の単立仏教寺院です。善光寺は、一光三尊阿弥陀如来を御本尊としており、その結縁の場として信仰者から親しまれています。本堂は国宝に指定されており、江戸時代中期の代表的な仏教建築として知られています。善光寺の特徴や見どころを紹介します。
善光寺の歴史と特徴
– 創建年: 善光寺は、伝わるところによると皇極天皇3年(644年)に創建されたとされています。この頃、日本国内に宗派という概念はまだありませんでした。その為現在に至るまで分け隔てない信仰の対象として古来より多くの日本人に認知されてきました
– 宗派: 善光寺は無宗派ですが、実際の護持・運営は天台宗と浄土宗が担っています
– 本尊: 一光三尊阿弥陀如来(善光寺如来)が本尊であり、絶対秘仏として祀られていますこの善光寺、御本尊は日本における最古の像であり、これより古い伝えがある形態はありません。過去、歴史上では争いに巻き込まれ、外部に持ち出される事もありましたが、その度に帰還を果たしています
善光寺の見どころ
本堂: 国宝に指定された本堂は江戸時代中期の建築で、東日本最大級の木造建築です。高さ約27メートル、間口約24メートル、奥行約54メートルで、百八本の柱を持っています
びんずる尊者像: 撫仏として知られ、信仰者の手で撫でられて磨り減った像が特徴。触った身体の箇所が快方に向かうという信仰があります→https://www.binzuru-ichi.com/history/binzuru-sama.html
御開帳: 7年に一回定期的に行われる「御開帳」では、秘仏が公開され、多くの信者が訪れます→ https://www.gokaicho.com/about/gokaicho/
善光寺の文化と信仰
善光寺は、西国三十三所や信濃三十三観音など幾つかの霊場に番外として加わっています これにより、各地域からの参詣者が多いです。善光寺は信濃地方の中心地としても機能し、地域の文化や歴史に深く関わっています。
善光寺を訪れる
-アクセス: 長野市中心部に位置し、長野駅から公共交通機関を利用して容易に訪れることができます。駅からですと徒歩の場合には20分程度。散歩がてら歩くのも楽しみの一つです
善光寺周辺に向かう中央通り沿いには長野市の観光施設やお土産屋、お蕎麦屋さん等飲食店も充実しています。1年中、通年インバウンド観光客も多く訪れ、歴史に触れながら周遊できる魅力深いエリアとなっています
時刻表↓↓↓
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