

【X Games SLC 2025】堀米雄斗が男子ストリート制覇!女子はクロエ・コベルがダブル優勝、織田夢海も2位入賞
2025年6月27日から29日、アメリカ・ソルトレイクシティにて開催されたアクションスポーツの最高峰「X Games SLC 2025」。スケートボードの男子・女子ストリート種目において、堀米雄斗が劇的な勝利を収め、オーストラリアのクロエ・コベルがダブルゴールドを獲得。織田夢海も2位と健闘を見せた。
男子ストリート:堀米雄斗、圧巻のランで逆転優勝
堀米雄斗(26歳)は最終ランでスイッチ360キックフリップ・リップスライドを決めるなど、会場を沸かす滑りを披露し、自己最高の95.33点を獲得。3本中1本の得点で競うフォーマットにおいて、ナイジャ・ヒューストン(93.00点)との熾烈な戦いを制した。
男子ベストトリック:モタがキャブフリップバックテールで初優勝
ベストトリックでは、ブラジルのフィリペ・モタ(18歳)が2本目にキャバレリアル・キックフリップ・バックサイドテールスライドを完璧に決め、初のゴールドメダルを獲得。
- 2位:ナイジャ・ヒューストン(ノーリーヒールフリップ・バックサイドノーズブラント)
- 3位:ブレイデン・ホーバン(インポッシブル・フロントサイドノーズグラインド)
女子ストリート:クロエ・コベルが3連覇達成、織田夢海は2位
女子ストリートでは、オーストラリアのクロエ・コベル(15歳)が90.66点をマークし、2024年千葉大会からの3連覇を達成。史上2人目の快挙で、通算5個目のゴールドを手にした。
織田夢海(18歳)はラン1本目でキックフリップ・フロントサイドボードスライドや、バックサイドKグラインドからの50-50グラインドなどを成功させ88.33点で2位。惜しくも優勝には届かなかったが、存在感を放った。
ジェシカ・レディ(ニュージーランド・15歳)が初出場ながら83.66点で3位入賞。松本雪聖(13歳)は4位で、後半ランの完成度に課題を残した。
女子ベストトリック:クロエが2冠、松本がシルバー獲得
クロエ・コベルは女子ベストトリックでもフロントサイドノーズグラインド・ノーリーキックフリップアウトをメイクし、今大会2個目のゴールドメダルを追加。
松本雪聖はキックフリップ・バックサイドリップスライドを成功させ、自身初のシルバーメダルを獲得。織田夢海はキックフリップ・フロントサイドボードスライドで3位入賞となった。
まとめ
今年30周年を迎えたX Gamesは、記録にも記憶にも残る熱戦に包まれた。堀米雄斗の逆転優勝と、クロエ・コベルのダブルゴールド。日本勢の織田夢海、松本雪聖もメダルを獲得し、2025年のスケートボードシーンを代表する大会となった。
※詳細リザルトや選手プロフィール、映像リンクは SPOTSKATEBOARDING公式ページ をご覧ください。

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